ワイナリー

土木技師であったヨルゴス・パテリアナキスは、いくつかの調査と数多くのワイン産地
を訪ねた後に、ぶどう畑の中に本来あるべき構造のワイナリーを造ることを決意しまし
た。天然の素材を用い、ワイナリーを6つの異なるレベルに分けて設計することで、ワイン 造りのあらゆる工程に重力を活用できるようにしました。ワイナリー内部は、異なる高さに作業スペースを設け、収穫期のさまざまな作業を効率 よく行えるようにすると同時に、自然の涼しさが保てるように構造されています。さらに、高品質なワインを生み出すことを目指し、最新の醸造設備も導入しました。栽培と同様に、ワインの醸造も化学物質や添加物を加えず、オーガニックの基準に厳格 に沿って行っています。

同じ建物内の別のフロアには、瓶詰め機械、保管スペースと、化学分析のための設備を
完備したラボがあります。ワイナリーの地下セラーには、生産するの全てのワインを熟成させる専用スペースを設
けています。一定の温度と湿度の中、225リットルのフレンチオーク樽、あるいはボト
ルで、じっくりと熟成させていきます。ワイナリーは1997年に完成し、ここで当園初のオーガニックワインが造られました。
これはクレタ島で初めて生産されたオーガニックワインでもありました。「パテリアナキス農園」と「メリシノス  ロゼ」は、農園を代表する最初の2つのラベ
ルでした。際立ったワインとしての個性に加え、有機栽培されたぶどうから造られてい
ることでも注目を集めました。

ワインは芸術、
そして、
芸術は無限

有機栽培と醸造

創業当初から、私たちはぶどう畑での有機栽培の大切さを信じ、ワイン造りにもその考
え方を取り入れてきました。私たちが目指すのは、ぶどうの木が他の動植物と調和しながら、できる限り自然な環境
で育つことです。化学物質や有害な農薬に頼ることなく、自身の力で病害に対処し、土
壌を豊かにできる環境を整えています。そのため、栽培における介入は、植物または動物由来の有機肥料や、硫黄・銅などの天
然鉱物を用いることに限っています。当園のワインは全て、オーガニックワインの基準に厳格に従って醸造しています。野生
酵母を使用し、亜硫酸塩も、EU(欧州連合)規則203/2012が定めるオーガニックワイ
ンの使用基準における最小限の量にとどめて、酸化を促す悪玉細菌の繁殖をおさえてい
ます。有機栽培によるぶどう畑は、ギリシャにおけるオーガニック製品の公式認証機関である
DIO(ディオ)による検査・認証を受けています。有機栽培とオーガニック醸造を選ぶことで、私たちはこの土地ならではの風土を守り、
そしてそれが引き出す各品種の個性を、ワインの中に表現しています。
それが一つひとつのワインに本来の純粋さをもたらしています。

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